競馬予想 2022.12.10-11 阪神ジュベナイルフィリーズ・カペラステークス・中日新聞杯・師走ステークス・名古屋日刊スポーツ杯
阪神ジュベナイルフィリーズ
今年の2歳重賞、これまで11レースありましたが1番人気が勝ったのが札幌2歳ステークスのドゥーラだけ。2ケタ人気が勝ったのが2レースで大荒れもありましたが他の8レースは2~5番人気でした。サウジアラビアRCのノッキングポイントが1.4倍で4着、アルテミスSでリバティアイランドが1.4倍で2着、東スポ杯2歳Sでハーツコンチェルトが1.8倍3着と断然の1番人気に押された評判馬があっさり負けてしまうこともあり牡馬、牝馬共に混沌としている状況じゃないでしょうか。今回もアルテミス組の2頭が人気になりそうですが、実力とリンクしているかは疑問ですので他の馬がつけ入る隙もある気がします。
あと毎年言われているのが、1600,1800mを使ってきたパワーとスピードを兼ね備えた馬の方がいいと。しかし1400mまでしか経験がなかったレシステンシアが勝った年は過去10年で勝ち時計が一番速かった年でマイル経験のない馬が勝ちましたので一概には言えないかと。先週のチャレンジカップが1:57.5でしたので今年の阪神JFは時計の速い決着になりそうで、スピードタイプでも可能性があるかもしれませんね。
そこで気になったのがムーンプローブ、阪神マイル2戦2勝していて未勝利戦のタイムが1:34.0でメンバー中人気の2頭に次ぐタイムです。若駒にはコースを経験しているのは大きなアドバンテージだと思いますしスタートも良くコントロールしやすそうな馬ですので、勝つまではどうかも馬券に食い込んでくる可能性はありそうな気がします。
人気どころの力関係ははっきりしませんが、力的にはそこまで変わらない気がしてます。今回重賞ウィナーが5頭いますが、その中でちょっと存在感が薄く地味な存在になってるキタウイング。前走の新潟2歳ステークスでは出遅れながらシンガリからの差し切り勝ちでした、そのレースで3着だったシーウィザードは芙蓉ステークスを勝っていますので力的にはここでも十分やれそうです。今回早めに栗東入りして調整していて調子の方もかなり良さそうですので久々になりますが一発あっておかしくないんじゃないかと思います。このレースは最後前が厳しくなって後ろからの差し切りってのが結構あるので脚タメてまとめて差し切って欲しいですね。
◎ ② キタウイング
相手
5 モリアーナ
9 リバティアイランド
13 ドゥアイズ
14 ブトンドール
15 ムーンプローブ
16ドゥーラ
17 ウンブライル
18 ラヴェル
カペラステークス
ここは実績でいえばリュウノユキナ、次いでジャスティンあたりでしょうが前者は7歳で今年勝ち星ナシで後者も一昨年のこのレースの勝ち馬ですが昨年から馬券になったのが大和ステークスとクラスターカップだけとなんか心許ないかんじがします。あとオメガレインボーは3着が多くあと一歩足りないかんじで馬連の軸には選びづらいですね。そろそろ世代交代でもう少し若い世代が台頭しても良さそうな気がしますので軸はそちらから選びたいと思います。リュウノユキナ、ジャスティン、オメガレインボーは抑えにしておきます。
なら3歳で実績もあるリメイクか、先週のチャンピオンズカップでも同じ3歳のクラウンプライドが2着、ハピ3着と古馬とも十分に戦えていますのでチャンスはありそうです。前走2着に負けたオーバルスプリントの勝ち馬シャマルが距離長いと思われるチャンピオンズカップで5着に踏ん張ってましたが、シャマルを軸にしてみればシャマルは東京スプリントでリュウノユキナに勝っていますので差はないんじゃないかと思います。ユニコーンステークスでは6着でしたが1600mはちょっと長いかんじでした。1200mは初になりますが中団あたりからのレースになりそうで、今回前にいきたい馬が多く展開向きそうです。
もう1頭、クロジシジョー。ダートは1400mが1.0.2.3に対して1200mは3.3.1.0と明らかに1200m向きです。連勝でオープン入りしていきなり前走2着と対応できていました。ここ3走中団から上がり35秒台で差してきてますのでこの馬も展開向くんじゃないかと思います。ただタイム的には多少不安もあるので軸はリメイクのほうにしてみます。
◎ ⑥ リメイク
相手
1 リュウノユキナ
3 ジャスティン
5 ハコダテブショウ
7 エアアルマス
8 ヤマトコウセイ
9 クロジシジョー
13 オメガレインボー
中日新聞杯
ハンデ戦で一筋縄ではいかないレースで、半分くらいの馬に勝つチャンスがありそうな気がしてます。
ハンデ戦ですのでまずはハンデから、過去10年の連対馬をみると53kg以下1頭、54kg5頭、55kg8頭、56kg3頭、57kg以上3頭で55kgの成績がいいですね。ちなみに今年55kgなのはアスクワイルドモアだけです。京都新聞杯の後はパッとしないけどタフな流れになれば浮上もあるか。
あと展開ですが、これといった逃げ馬不在でどれが逃げるのか読みにくいですね。逃げれば逃げ切りもありそうですし、スローの団子からの切れ勝負ってのもありそうです。前ならトゥーフェイス、差しならプログノーシス、カントルあたりかなと思いますが。
ここは2走前の江の島ステークスで軸にしたトゥーフェイスでいってみます。その時の勝ちタイム1:57.7は今年3番目のタイムと優秀。芝2000mは1.2.2.0で馬券外ナシで、これまで15戦して連対率60%複勝率80%と超堅実に走ってます。馬券外の3戦も新馬の9着を除けば4着2回で、3走前はジャパンカップを勝ったヴェラアズールが3着のレースでした。このメンバーだと逃げる手もあると思うので54kgのここは逃げ切りに期待です。休み明け2戦目で調子の方もあがってきてるようです。
◎ ⑭ トゥーフェイス
相手
6 プログノーシス
11 カントル
一応タテ目も抑えます
抑えに
10 イクスプロージョン
12 バジオウ
16 マテンロウレオ
17 プリマヴィスタ
18 アスクワイルドモア
今週の△馬がこちら、4頭だけです。
12月10日 (土)
【中山9R 黒松賞】
ノーブルラン
【中山11R 師走ステークス】
サンダーブリッツ
【中京11R 中日新聞杯】
ギベオン
12月11日 (日)
【中京10R 名古屋日刊スポーツ杯】
ヴェールランス
この中からピックアップしたのが
12月10日 (土)
【中山11R 師走ステークス】
サンダーブリッツ
12月11日 (日)
【中京10R 名古屋日刊スポーツ杯】
ヴェールランス
◎ サンダーブリッツ
前走のグリーンチャンネルCはデシエルトがレコード勝ちでさすがに時計が速すぎたかんじでした。中山1800mは総武ステークスでバーデンヴィラーの2着、ラジオ日本賞でケイアイパープルの3着と好走してます。重賞ではちょっと厳しそうですがListedレースのここなら。今回は良馬場になりそうですし、調子の方もいい状態をキープできているみたいで期待してます。
◎ ⑯ サンダーブリッツ
相手
1 ヴェルテックス
3 ディアセオリー
4 ニューモニュメント
7 オセアダイナスティ
15 アラジンバローズ
◎ ヴェールランス
中京芝2000mは2戦2勝と得意な舞台。今回と同じコースだった前走の勝ち時計は前日の2勝クラスより0.9秒速いものでした。前走負かしたミクソロジーは既に2勝クラスを勝ってるのでこの馬もあっさりここ勝っても良さそうな気がします。母のジュエラーは桜花賞勝って、秋華賞も差のない4着でしたが骨折が判明して引退となりました。現役続けていれば活躍してたんじゃないかと思うので息子のこの馬には頑張って欲しいところです。あとは鞍上の今村騎手ですが、すんなり先行できそうなメンバーですので差しよりはやりやすいんじゃないかと思います。
◎ ⑩ ヴェールランス
相手
1 シェルビーズアイ
2 ヤマニンサルバム
7 カフジアスール
8 サウンドウォリアー
9 アナレンマ
11 エピプランセス